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農業労務コンサルタントのブログ
農業に特化した社労士事務所を営む特定社会保険労務士が、経営者に限らず実際に研修生として農業界に身を置く方へ、農業労務の情報を提供。
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農業の業務上災害
突然ですが皆さん・・・、農業の業務上災害ってどのくらいあるのかご存知ですか?


業務上災害・・・農業の場合ですと、農作業中の事故のことです。



今年の1月に地元生産者の皆さんの前でお話する機会がありまして、その資料をご覧ください。。


nougyourousai

(資料:農林水産省報道発表及び厚労省死亡労働災害)


上の表は、各年の業務上災害における死亡者数を表しています。
農水省と厚労省のデータを私が集計したものです。
(死亡者数だけのデータですが・・・・)


なぜ、農水省と厚労省でデータをとらないといけないかわかります?厚労省のデータは、事業所からの死傷病報告を集計したもの、農水省のデータは、厚労省の「人口動態統計」を閲覧し集計したものです。

厚労省のデータは、労働安全衛生法の規定により、労働者が業務上の災害により死亡または4日以上休業した場合に、事業主に遅滞なく監督署への届出が義務付けられているものです。
つまり、厚労省のデータでは個人事業主である農業者の労働災害の統計はでないことになります。



さて、全ての産業の中で労働災害の割合が高いのが建設業といわれています・・・いや、いわれていました。
表をみていただくとわかるように、建設業の割合は全産業の約3割程度を占めています。ただ、ここ10年で急激に減っています。

「労災ゼロ運動」や「安全教育」の成果だともいえます。
それに伴い、全産業の死亡者数も減っています。




それに比べて、農業はどうでしょう。。


数字だけをみると、今や農業は建設業並みに労働災害の多い産業といえます。



労働災害を防ごうと積極的に活動を行っている建設業と労災普及率もままならない農業の違い・・・・とも思えます。



但し、亡くなられた方の約半数以上が70歳以上・・・というデータがあり、農業の高齢化も影響しているというのが現実です。





外国人研修・技能実習制度の項を追加・・・。
農業・アグリビジネス専門の特定社会保険労務士

橋本將詞社会保険労務士事務所


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