「使命感」とは・・・・一つ一つの作業の意味を理解してもらうこと。一つ一つの作業工程が積み重なることで一つの作物ができあがることを理解してもらうこと。さらに個々の作業が会社としての大きな目的の一部であることを意識してもらい作業にあたってもらうこと。労務管理を語るときによく「マズローの欲求階層論」というのがとりあげられます。人間の欲求は階層化することができ、下位の欲求が満たされるとその上の欲求を満たし...
「面白さ」とは・・・・個性を活かす場を提供すること。すべてをマニュアル化するのではなく、個人判断で行える部分を残しておくこと。マーケットの評価は絶えず変化していくものです。物があふれる今の時代にあって、農産物にとっては「安全」「安心」は当たり前のこと。付加価値をつけるためにはその奥に潜んだ「ストーリー」を求められています。ある仲卸さんとお話をしていたとき「ストーリーがほしい」とおっしゃっておられま...
「誇り」とは・・・・従事する仕事を人に自慢できること。農業でいえば、自分の作った作物を自信をもって人に食べてもらえること。人は、会社人(就労者)であり社会人(一般人・消費者)です。当然、会社に勤めている(農作業をしているとき)は労働者ですが、会社から離れると一般人となり消費者となります。会社帰りにコンビニや商店によってお酒と肴を買って帰るということもあります。帰宅し、晩酌し、寝床について、朝に会社...
1月も終盤ですが、遅ればせながら本年初の投稿になります。本年もどうぞよろしくお願い致します。さてさて、昨年末に「人材の定着に関して・・」ということで少し書かせていただきました。人が働く理由は大きく二つ・・・。「お金・生活のため」そして、「その仕事への熱意・情熱」というところです。「お金・生活のため」というのは、「労務を提供し、賃金を得る」という労働者の側面です。働く人が安心できるような「労働する環...
改正農地法等が施行されました。相続税納税猶予制度も改正され、農地の所有者としても貸しやすくなりました。農業委員会の運営・・・取り組み・・・対応にも大きく左右されると思いますが、農業という産業において大転換になることには違いありません。資本力を活かして多くの企業が農業分野に参入することは間違いないでしょう。資本という「カネ」があり、農地という「モノ」を備えることができたとしても「ヒト」が活かされない...